とらじろうの箱。

自分でプレイしたゲームや、読んだ漫画や本などについて書いています。なお、このブログではAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

【放談】COMITITA142参加レポート:11月27日東京ビッグサイト西2ホールQ-02a【NO.18】

はじめに

 本記事はCOMITITA142にて開催された会場内企画『ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 特別授業2022』および『同人誌売上レース』のレポートです。

 特別授業ってなに? 同人誌売上レースってなに? という方は下記の記事にまとめてありますので、ご一読ください。

toraziro-27.hatenablog.com

売上結果

 同人誌売上レースで制作された本はTeam-A~Team-Cの3種になります。いずれもコミティア開始時刻である11時00分~15時00分まで展示販売を行いました。ただし、売上レースの実績として反映されるのは11時00分~14時00分までの販売部数になるので注意が必要です。

 以下に、売上レース終了時の販売部数とコミティア終了時の販売部数および、1冊を販売するのにかかった時間(分/冊)を載せています。

 

売上レース終了時販売部数(計254部)

  • Team-A:『84』
  • Team-B:『78』
  • Team-C:『92』

コミティア終了時販売部数(計300部)

  • Team-A:『102』(集計後に売れた冊数:102-84=18)
  • Team-B:『93』  (集計後に売れた冊数:93-78=15)
  • Team-C:『105』(集計後に売れた冊数:105-92=13)

 

 時間(分)/販売部数(冊)に直すと、

売上レース終了時まで(3時間=180分)

  • Team-A:『180/84』=2.14分/1冊
  • Team-B:『180/78』=2.30分/1冊
  • Team-C:『180/92』=1.96分/1冊

売上レース終了時~コミティア終了時まで(1時間=60分)

  • Team-A:『60/18』=3.33分/1冊
  • Team-B:『60/15』=4分/1冊
  • Team-C:『60/13』=4.62分/1冊

 

 <コミティア開始時~売上レース終了時>までと、<売上レース終了時~コミティア終了時>までで1冊あたりの販売にかかる時間が大きく増加していることが分かります。要因としては①イベント参加者のピークが過ぎた後であることや、②13時30分~14時30分の間に『ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 特別授業2022』があったことなどが考えられます。可能であればコミティア開始時から終了時まで、30分刻みなどで検証するとよいのかもしれませんが、手元にデータがなく断念しています。

講評結果

 売上レースとは別に、各チームの同人誌は『ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 特別授業2022』にて、講師陣の講評を受けました。

 ひらめき☆マンガ教室では教室内での評価に応じてポイントが付与されるのですが、優勝チームのメンバーには一律で3点が、2位チームには2点が、3位チームには1点が付与されています。

 下記には順位点を反映させた講評結果を載せています。

 なお、講師は4名でさやわか(批評家・ひらめき☆マンガ教室主任講師)、大井昌和(マンガ家・ひらめき☆マンガ教室”センパイ”)、武富健治(マンガ家・ゲスト講師)、米代恭(マンガ家・ゲスト講師)でした。

 

チーム順位

  1. Team-C:売上部数『92』
  2. Team-A:売上部数『84』
  3. Team-B:売上部数『78』

チーム別得点者

  • Team-A
    nonaka4点、山中美容室4点、qjin3点、千住ちはる2点、たにかわつかさ2点、鷹鯛ひさし2点、あさかたこれ太郎2点、いとしろたかや2点、小林煌2点(チーム得点を除いた得点数:5)
  • Team-B
    降原3点、滑川王手3点、大久保どんぶり1点、よこうただ1点、晃てるお1点、御園ほけ1点、はねむら1点(チーム得点を除いた得点数:4)
  • Team-C
    かわじろう6点、谷なすび5点、吉田屋敷5点、つりばしわたる4点、葉野 赤3点、俗人ちん3点、森紗はるき3点、泉ころろん3点(チーム得点を除いた得点数:8)

ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 特別授業2022 | 超・ひらめき☆マンガ家育成サイト 2022/12/08参照

 

 結果的に、売上レースの順位と講師陣の評価が重なり合う形になりました。とはいえ講師陣は1冊の本に対してではなく、作家単位でポイントを振り分けています。そこに注意するとこの重なりを単純にとらえるのは難しいのかもしれません。加えて、最終的な売上にはイベント当日のブース設営や、それまでの広報活動など様々な要素が関係します。畢竟、何かを売る際には一つ一つの要因を精査しつつ、最後には総合的な判断を下すしかないのかもしれません。

おわりに

 コミティア当日、ひらめき☆マンガ教室のブースに来ていただいた皆様につきましては本当にありがとうございました。おそらく来年も売上レースは開催されると思いますので、ご興味のある方は続報をお待ちください。

 それでは。

 よろしければ次の記事でお会いしましょう~。